留学して言葉を学ぶこと

大学の付属機関で外国人もしくは海外在住の韓国人が韓国語を学べる学校があります。

よく大学名に語学堂とか韓国語言語教育院とか付けられているところですね。

基本は1級から6級まで。

1学期は約2ヶ月半。2ヶ月半で1級分を学びます。

順調にいけば1級から6級(最上級)までを最短1年6ヶ月で学ぶことができます。

レベルを非常に大雑把に言えば、

1級は初級。

2級と3級を学べば日常生活に支障なし。

4級は大学進学を目指す人が準備するレベル。

5級6級は大学に入っている人が大学の授業についていけるよう下地を固める手助け。

7級とか研究班は、大学もしくは大学院に通う学生に小論文を書いたり、研究発表などの手助け。

 

私の場合、

ワーキングホリデイ期間に延世大学語学堂で1級だけ学校で学びました。

ワーホリの残りの期間は、アルバイト三昧、遊び三昧。

ワーホリ帰国後に2年半ほど?日本で働いて、

2011年冬から語学留学ということで韓国に飛びました。

その時はソウル大学言語教育院で4級のクラスから始めました。

アルバイトをしながら2級とか3級レベルの語学力が身についていたのですね。

(*アルバイトしながらどうやって言葉を覚えたかはまた別の機会に書きます。)

 

ただし、これは大学時代の(韓国語とは異なるジャンルの)恩師の受け売りですが、

1級を学んでいる間は、

1級の実力をもっていません。

1級を修了してから、1級で学んだことを使いこなして初めて1級の実力になります。

たとえ6級や研究班などを修了したとしても、修了した後にどれだけ学んだことを

日常で実践していくかが韓国語能力の実力につながります。

だから、私のように韓国に留学して研究班の過程を修了した経験があるとしても、

その実力がすぐにあるとはいえないと思います。

 その実力評価のためにTOPIK(韓国語能力試験)などがあるのでしょうが、

テストで評価をもらっても、それが実戦で使いこなせるかがもっと重要ですね。

 

私は韓国での語学留学を終えて帰国し、

運良く韓国語を少しは活用できる仕事に就く事ができました。

でも、電話で韓国人の営業マンと話すなかで分かったことは、

 

私の韓国語能力は仕事に使えるレベルのものではなかったという事です。

 

実はそれは当然の事でした。

私が韓国留学中に上級レベルで学んだことを、仕事を通して身につけていくという作業、もしくは訓練をしていないから。

上級レベルを修了した後に韓国での就職も考えたのですが、

あまりにも実力の無さが分かったので、韓国の大学院に行くことも考えました。

ただ、色々な事情によりそれを実現することはできませんでした。

 

 

ちなみに、私が韓国にいた間にしたことと言えば、

旅行したり映画見たり美味しいもの食べたり見たりお喋りしたり勉強したり。

いわゆる社会人としての労働や社会的責任を問われる環境にはいませんでした。

覚える言葉や概念も、自分が体験している世界の枠のものしか知り得ないのでした。

でも、色々と韓国で経験したことは確実に私に新しい概念や感覚を与えて、

視野の幅が広がって今に活かされています。

 

ただ、仕事として責任を問われる環境での表現力が身についていなかっただけ。

もし、留学を考えている方でしたら、上級レベルを修了した後、

上級レベルで学んだことを実戦で使う訓練のできる環境に行くことをお勧めします。

留学したらなんでも話せるわけではありません。

 

ちなみに下の写真は해남 땅끝마을 の미황사です。

韓国朝鮮半島の一番先っちょにあるお寺さんです。

このお寺さんの静かでしっとりした雰囲気がとても素敵でした。

こんな感じで過ごしていたので、

韓国の自然や人の生きる環境や歴史などを堪能する事ができたと思います。

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